
大阪府東大阪市に本拠を置く眼鏡販売の「株式会社ファイブ・ミッションズ」(旧商号:株式会社シミズメガネ)は、12月1日付で大阪地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
1928年に創業の同社は、眼鏡・サングラス・補聴器・コンタクトレンズの販売を主力に事業を展開し、大阪府内を中心に「シミズメガネ」の屋号で約50店舗を展開するなど事業を拡大していました。
しかし、安価な眼鏡小売チェーンとの価格競争の激化で、売上が減少するなど厳しい環境に陥ると、その後も業績の悪化に歯止めが掛からず、不採算店舗を閉鎖するとともに、11店舗をメガネスーパー・グループへ譲渡し今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクによると、負債総額は約9億3000万円の見通しです。