
東証1部上場の「サイバーエージェント」の子会社で、動画配信事業を手掛ける「AmemaTV」は、2017年9月期決算公告を官報に掲載し、当期純損益が191億2500万円の赤字に陥ったことを明らかにしました。
2015年4月に設立のAbemaTVは、サイバーエージェントが60%、テレビ朝日が40%を出資し、パソコンやスマートフォン・アプリ向けに、バラエティー番組や趣味・スポーツ・アニメなどの動画を配信しています。
設立から3期目となる当期は、設備投資やコンテンツ投資などの先行投資を積極化したため、第2期に比べ赤字幅が増加しました。親会社のサイバーエージェントによると、動画配信事業を中長期の柱とするべく、今後も積極的な投資を継続する方針で、当面は収益化を急がない見込みです。