
東証・名証1部上場でプラスチック用射出成形機製造の「日精樹脂工業」は、4月27日付で民事再生法の適用を申請した「ホンマ・マシナリー」(大阪府大阪市)との間で支援スポンサー契約を締結したと発表しました。
1946年に創業のホンマ・マシナリーは、立旋盤・ターニングセンタなど汎用工作機械や大型・特殊専用工作機械の設計・開発・製造を手掛けているものの、東日本大震災に伴う原発関連の受注減で業績が悪化したため、自力での再建を断念し民事再生法の適用を申請していました。
日精樹脂工業は、ホンマ・マシナリーの大型工作機械などの製造技術やブランド力を評価、シナジー効果を得られると判断し再生支援の決定に至ったようです。