
東証1部上場で粘着材など製造の「リンテック」は、アメリカの連結子会社「Madico」において、事業撤退や人員削減などの経営合理化策を実施すると発表しました。
同子会社は、ウインドーフィルムや太陽電池用パックシートなど機能性特殊フィルムの製造・販売を手掛けているものの、太陽電池用パックシートの価格下落により、2012年から大幅な営業赤字が続いているため、抜本的な改革が必要と判断し今回の決定に至ったようです。
施策では、太陽電池用パックシート事業から撤退するとともに、当該事業を担っていたマサチューセッツ州の工場を研究開発拠点に改め、生産拠点をフロリダ州の工場に集約する方針で、マサチューセッツ州の工場の従業員を中心に人員削減を行う予定です。