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元上場の「インスパイアー」が破産開始決定受け倒産

元上場の「インスパイアー」が破産開始決定受け倒産

元ジャスダック上場でIT関連セキュリティサービスを手掛ける「インスパイアー株式会社」は、10月23日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

1991年に「フォーバルクリエーティブ」として設立の同社は、ファイアーウォールソフトをはじめとするネットワークセキュリティ製品の販売を主力に事業を展開し、2001年にはナスダック・ジャパン(現ジャスダック)へ上場を果たすなど事業を拡大していました。

しかし、ITバブルの崩壊に伴い業績が悪化したため、投資ファンドの傘下で経営の立て直しを目指すとともに現商号へ改称し、その後は太陽光発電システムの販売などに進出したものの、2014年3月期第2四半期売上高が2万3000円に留まるなど業績は悪化の一途を辿り、2014年5月には係争中だった「合同会社エコ」(東京都港区)から支払い不能を理由に破産を申し立てられました。

一方、係争の対象となっている和解金2億5000万円および違約金5000万円については、東京地裁から強制執行停止命令が発令されているほか、支払い能力についても第三者割当増資により2014年3月期末において債務超過を解消しており、また、当該債務についても供託済みのことから、東京地裁は破産原因が認められないとして2014年7月1日付で破産申立の棄却を決定していました。

その後、一時会計監査人が辞任したことで会計監査人が不在となったことに加え、予備調査を依頼した新たな候補者にも監査契約を拒否されたため、有価証券報告書の提出が困難となり2014年9月13日付で上場廃止となっていました。

負債総額は約9億円です。

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