
京都新聞(電子版)によると、京都市左京区に本拠を置く食肉販売の「株式会社さのや」は、自己破産を申請する方針が明らかになりました。
1931年に「さのや商店」として創業の同社は、京都を中心に滋賀・兵庫にて食肉店を10店舗経営するほか、学校給食やホテル・旅館などを取引先として食肉卸を手掛けていました。
しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みで業績が悪化すると、売掛金の回収遅延などから資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
負債総額は約9億円の見通しです。