
東証2部上場でガーゼ・脱脂綿・マスクなど医療衛生材料製造の「川本産業」は、埼玉県加須市にある埼玉事業所を8月末で閉鎖すると発表しました。
同工場では殺菌・消毒剤製品の生産拠点として事業を展開しているものの、主力商品の採算性改善や資産の見直しの一環として今回の閉鎖を決定したようで、同工場での生産品については他工場へ生産移管する方針です。
医療衛生材料業界において医療費の抑制を目的とする施策が継続的に実施されているほか、円安による輸入品の価格上昇などから厳しい環境が続いているため、2014年9月に実施した61名の人員削減に続き今回の施策となりました。