
東証1部上場の水産加工食品大手「日本水産」(ニッスイ)は、100%出資子会社「P.T. NIPPON SUISAN INDONESIA」(インドネシア)の売却に伴い、同子会社に対する貸付金の全額となる債権29億7100万円を放棄すると発表しました。
2004年に設立の同子会社は、インドネシアでえびの養殖を主力に事業を展開していたものの、2012年には同事業からの撤退を発表し、事業を休止するとともに売却先を探していました。
なお、当該債権のうち28億7400万円については貸倒引当済みのため、業績に与える影響は軽微とのことです。