
大阪府堺市に本拠を置くゲームセンター運営の「株式会社ケイ・キャット」は、1月25日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1997年に設立の同社は、翌年に奈良県橿原市でゲームセンターを開店すると、その後は「K・CAT」の店舗名で京都・大阪・滋賀・奈良・兵庫・和歌山・三重・静岡にて12店舗のゲームセンターを展開していました。
しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みやスマートフォンなど携帯ゲームの台頭で客足が減少すると、積極的な設備投資による借入金が資金繰りを逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
東京商工リサーチによると、負債総額は約16億円の見通しです。