
官報によると、大阪府大阪市北区に本拠を置く不動産賃貸の「笠屋町不動産」は、7月30日付で大阪地方裁判所より特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1952年に設立の同社は、オフィスビルや商業ビルの賃貸・管理を主力に事業を展開し、大阪府内を中心として多数の物件を保有するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による不動産市況の悪化でテナント入居の需要が減少すると、多額の借入金が資金繰りを逼迫したため今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクによると、負債総額は約200億円の見通しです。