
官報によると、福井県敦賀市に本拠を置く運送業の「関西急行」は、6月6日付で福井地方裁判所敦賀支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
1990年に設立の同社は、主に食料品などの輸送を手掛け、敦賀港で荷下ろしされた物品の周辺都市圏への配送を主力とし業績は好調に推移していました。
しかし、主要取引先から入金が滞ったことで資金繰りが悪化すると、車両購入などによる多額の借入金が追い打ちを掛け決済不調に陥ったため、今年3月には事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。
読売新聞(電子版)などが伝えたところによると、負債総額は約2億6000万円の見通しです。