
和歌山県白浜町に本拠を置く鶏肉加工業の「和歌山フーズファクトリー」は、11月22日までに事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1970年に創業の同社は、鶏肉の加工処理およびスーパーなどへの卸販売を主力に事業を展開し、唐辛子などの辛み成分・カプサイシン入りの餌で育てた地鶏の販売を手掛けるなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による需要の落ち込みや単価下落で売上が減少すると、積極的な事業拡大による借入金が資金繰りを逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
紀伊民報(電子版)が伝えたところによると、負債総額は約8億円の見通しです。