
台湾の商業銀行「中国信託商業銀行」は、第二地方銀行の「東京スター銀行」を買収すると発表しました。
中国信託商業銀行は、東京スター銀行の株式を保有するアメリカの投資ファンド「ローンスター」などから発行済株式の98.16%を取得し子会社化する方針で、買収金額は約520億円の見通しです。
海外銀行による邦銀の買収は初めてのことで、日本および台湾政府の認可を受けた後に正式決定となる予定です。
東京スター銀行は、経営破綻した「東京相和銀行」の営業権を譲受し2001年に営業を開始し、2013年3月末時点の預金残高は2兆1055億円、東京を中心に31店舗を展開しています。