
官報によると、東京都世田谷区に本拠を置く一口馬主クラブ運営の「エプソム愛馬会」は、4月26日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
1979年に設立の同社は、競走馬に対して小口持分を保有することで出資が可能となる一口馬主クラブの運営を主力に事業を展開し、エプソムの冠名を付けた同クラブの競走馬がレースに参加していました。
しかし、2010年にはずさんな資金管理により金融庁から業務停止命令を受けるなど信用が失墜すると、出資者の減少により資金繰りが行き詰まったため、クラブを閉鎖し遂に今回の措置となったようです。