
大阪府大阪市に本拠を置く印刷業の「日本ウエブ印刷」は、4月17日付で大阪地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
1965年に「大進社」として創業の同社は、雑誌・パンフレット・カタログ・ポスター・チラシなど出版・商業印刷物の印刷・加工を手掛け、大阪や埼玉に工場を所有するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷やデジタル化による受注の減少で業績が悪化すると、設備投資による借入金が資金繰りを逼迫したため、自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。
信用調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は約88億3000万円の見通しです。