
青森県のバス・電車会社で国際興業グループの「十和田観光電鉄」は、3月31日付で十和田観光電鉄線の営業を終了しました。
1922年に開業の同線は、青森県三沢市の三沢駅から十和田市の十和田駅に至る14.7kmを結ぶ鉄道路線で、主に高校生の通学などに利用されていました。
しかし、慢性的な利用者の減少により厳しい環境が続いていたことに加え、老朽化する設備の更新に多額の費用が必要となることから、路線の存続を断念し89年の歴史に幕を閉じました。
なお、4月1日からは十和田市中心街・十和田駅・三沢駅・三沢市中心街の区間にて代替バスの運行を行っています。