
厚生労働省が発表した「福祉行政報告例」によると、昨年10月に生活保護を受けた人数は、その前の月に比べ6028人増の207万1924人となり、4ヶ月連続で過去最多を更新したことが明らかになりました。
生活保護受給世帯数および受給人員:厚生労働省調べ
被保護世帯数 | 被保護実人員 | |
---|---|---|
2011年10月 | 150万2320世帯 | 207万1924人 |
2011年9月 | 149万7329世帯 | 206万5896人 |
2011年8月 | 149万3230世帯 | 205万9871人 |
2011年7月 | 148万6341世帯 | 205万495人 |
2011年6月 | 147万9611世帯 | 204万1592人 |
2011年5月 | 147万1257世帯 | 203万1587人 |
生活保護受給世帯数で見ても、前の月から4991世帯増の150万2320世帯となり、統計を取り始めてから初めて150万世帯を超え過去最多を更新しました。
高齢者や景気低迷に伴う失業を理由とする受給者が多い一方、今後は東日本大震災による被災者の失業保険が切れるため、申請が増加すると予想されます。