
アメリカの金融大手「シティグループ」は、世界全体で4500名の人員削減を計画していることが明らかになりました。
同社のCEOが12月6日に行われた講演で明らかにしたもので、削減は今後数四半期に渡り実施し、退職金などのリストラ費用として4億ドル(約310億円)を計上するとのことです。
欧州の債務問題に端を発する金融危機や規制強化により、世界的金融機関の人員削減が相次いでおり、今夏以降では「ABNアムロ」「ING」(オランダ)、「HSBC」「ロイズ」(イギリス)、「UBS」「クレディ・スイス」(スイス)、「ウニクレディト」(イタリア)、「BNPパリバ」(フランス)、「バンク・オブ・アメリカ」「バンク・オブ・ニューヨーク・メロン」(アメリカ)などが大規模な人員削減策を発表しています。
Citi Cuts 4,500 Jobs, Will Take $400 Million Charge - NYTimes.com