
信用調査会社の東京経済によると、東京都中央区に本拠を置く事務用品販売の「ヤマグチ」は、7月27日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
1917年(大正6年)に創業の同社は、近隣の企業など取引先として事務用品の販売を手掛け、オリジナルカタログの発刊や子会社の設立に加え、1992年には自社ビルを建設し、2002年には江東区に拠点を開設するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による売上の減少に加え、競合大手の参入による競争激化で業績が悪化したため、自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。
同信用調査会社によると、負債総額は約13億円とのことです。