
東証・名証1部上場のエネルギー・情報通信業「TOKAI」は、2011年3月末をめどにバルブ事業部の操業を停止し、同事業から撤退することを明らかにしました。
TOKAIは、1920年創業の「米喜バルブ」を1989年に子会社化し同事業に進出。石油・石油化学・火力発電向け高圧バルブの製造販売を主力に事業を展開し、2007年からは吸収合併により1事業部として経営を行っていました。
しかし、景気低迷による設備投資の縮減などで受注が大幅に減少すると、今後も早期の業績回復は難しいと判断。グループにおける「選択と集中」の経営方針もあり、今回の撤退を決定したようです。
なお、2013年3月末までは、保守責任のある顧客向けにメンテナンスを継続するとのこと。