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大和システムが事業再生ADRを申請、債務超過242億円免除へ

大和システムが事業再生ADRを申請、債務超過242億円免除へ

東証1部上場の建築および不動産業「大和システム」は、6月1日付で事業再生ADR手続を申請し、同日付で受理されたことを明らかにしました。

2005年に「大和ハウス工業」グループから独立した同社は、建築請負事業、マンション分譲および宅地開発などの不動産事業、温浴事業を主力に事業規模を拡大していました。

しかし、景気低迷による不動産市況の落ち込みで、分譲マンションの販売不振や共同事業先の破綻による計画修正・遅延、収益化物件開発における引受先のキャンセルなど経営が悪化。

事業規模の縮小や人員削減によるリストラを実施したものの、2010年3月期には債務超過額が242億円にまで膨れ上がるなど資金繰りは逼迫。単独での事業再建を断念し、今回の措置に至ったようです。

同社では取引金融機関に対して債務超過相当額(約242億円)の債務免除を要請する方針で、2011年3月期には債務超過を解消し上場維持を目指すとのこと。

また、同日付で発表した2010年3月期決算では、純損益で281億円の赤字倍増となったことを明らかにしています。

2010年3月期通期連結業績:大和システム

売上 営業損益 純損益
2009年3月 412億3400万円 △75億3300万円 △140億9000万円
2010年3月 353億4500万円 △268億7900万円 △281億6600万円

*事業再生ADR手続を申請しているため、2011年3月期予想は未公開

事業再生ADR手続の利用申請及び受理に関するお知らせ

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