
東京都港区赤坂に本拠を置くエコ発電システム開発販売の「グリーンパワーソリューション」は、4月6日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請、5月10日付で再生手続の開始決定が下り倒産したことが明らかになりました。
2003年に設立の同社は、ディーゼルエンジンやバイオマス等の燃料を用いて発電しながら排熱を冷暖房などに再利用する「コージェネレーションシステム」の開発・販売を手掛け、病院やホテル・飲食店などを主な取引先として事業を展開していました。
しかし、燃料価格の乱高下や調達の難しさから厳しい経営を余儀なくされたことに加え、景気低迷による設備投資の抑制も影響し業績は悪化。単独での経営再建は困難と判断し、今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクによると、2009年12月期末時点での負債総額は約17億5700万円。