
東京都豊島区池袋に本拠を置く衣料品等販売の「キンカ堂」は、2月22日付で東京地方裁判所へ自己破産を申請し、倒産したことが明らかになりました。
1951年に設立の同社は、衣料品・服地・手芸品などの販売を主力として事業を展開。北関東を拠点に店舗の拡大を図る一方、雑貨や食料品の販売にも進出するなど業績は順調に推移していました。
しかし、服地や手芸品の需要が減少すると、景気低迷による価格競争で衣料品の販売も悪化。手芸品を扱う小規模店への転換を目指すも状況は好転せず、2月22日付で全店舗を閉店し今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクによると、負債総額は約45億7000万円。