
東京都内で飲食店を経営していた「オークラフードサービス」は、1月15日付で大阪地方裁判所から破産手続の開始決定を受け、倒産したことが明らかになりました。
1990年に設立の同社は、今年1月に自己破産を申請し倒産した「SKSシステム」(旧大倉実業)の子会社。大阪に本拠を置くSKSシステムの東京部門としての役割を担っており、おでん料理「銀座六根」やふぐ料理「たらくふ」などを展開していました。
しかし、景気低迷の影響から客足が伸び悩み業績は悪化。加えて、SKSシステムの保証債務約44億円が発生したことで事業継続を断念し、今回の措置に至ったようです。
前述の保証債務を含む負債総額は約64億円。
なお、運営していた店舗は別会社に譲渡されており、営業は継続されている模様。