
アメリカの自動車大手「フォード」は、傘下に置いているスウェーデン「ボルボ」の売却交渉で、中国の「吉利汽車」に優先交渉権を与えることを明らかにしました。
1999年にボルボを買収したフォードは、景気低迷による販売不振で業績が悪化しているため、不採算事業となっているボルボの売却を模索していました。
売却後も業務提携関係は続けるものの、株式の保有はしないことを明言しており、完全売却によって環境対策車など次世代技術の開発に集中する見通し。
報道によると、売却金額は20億ドル(約1800億円)程度になると予想されています。