
特殊ねじ等の建設用の締結金具などを製造する「日本パワーファスニング」は、早期退職優遇制度の実施を明らかにしました。
実施の理由として、「将来的な人件費の負担増を回避し若手社員の活用を進め、長期的な収益構造を構築するため」と説明。
対象となるのは満50歳以上の正社員で、募集人員の上限は定めず、退職者には退職特別加算金を支給。このリストラ費用として約1億5000万円の費用を見込むとのこと。
同社では09年12月期の通期連結業績予想を公開。当期純損益は、前回予想の5000万円から一転、6億2000万円の赤字に陥る見通しを明らかにしています。