
アメリカのアルミ最大手「アルコア」(Alcoa)が発表した2009年1月-3月期の決算は、最終損益で4億9700億ドル(約497億円:1ドル=100円換算)に陥ることが明らかになりました。
アメリカの1-3月期の企業決算の先陣を切るかたちで発表されるとあって、どのような決算となるか注目されていましたが、予想通りの大幅赤字と言うことで今後の決算発表の先行きを危ぶむ声が聞こえてきそうです。
これを受けてアメリカの株価も急落しており、ここ数週間の回復基調を打ち消し市場心理を悪化させる要因となってしまったようです。
世界景気悪化に伴って自動車販売減などによるアルミの需要が大幅に落ち込んだことに加えて、この四半期でアルミ価格が26%も下落したことも理由として挙げられています。
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