
国内製紙大手で日本製紙グループの「日本製紙株式会社」がオーストラリアを拠点とする「ペーパーリンクス」(PalerLinX Limited.)の子会社でオーストラリア第3位の製紙会社「オーストラリアンペーパー」の全株式を取得し完全子会社したと発表しました。
日本製紙グループは2015年までに世界の紙パルプ企業の中での「トップ5入り」を目指しており、国内市場が飽和して大きな売り上げ増が望めない中で、アジア・オセアニアへの進出を計画していたとのこと。
また、オーストラリアは先進国としての成熟した商業印刷や出版の市場があるにもかかわらず、今のなお確実な成長を遂げていることから今回の買収が実現したようです。