
アメリカの自動車最大手「GM」(ゼネラル・モータース)の08年通期決算の最終損益が3兆円の赤字になることが明らかになりました。
これによると、08年の最終損益は「308億6000万ドル」で、07年の「387億ドル」に次いで過去2番目に悪い数字。また、4年連続の最終赤字と言うことで一向に業績が回復する兆しがありません。
現在「GM」は米政府に対して巨額の追加支援を要請していますが、その是非をめぐりアメリカ全土で議論が沸き起こっているところです。
いくらアメリカ「1位」の自動車メーカーとは言え、毎年多額の赤字を計上している経営状況の企業に公的資金の注入が必要かと考えれば、「倒産」させてしまった方が良いのではないかという意見が真っ当のように感じます。
各所では、「GM」の破産確率予想なるものが出ているようで、それによると70%の確率で「破産法申請」するのでは、ということのようです。